京土製品について
弊社では京都で産出する良質な京都の土を昔ながらの製法にこだわり
(自然乾燥させて胴搗き(どんつき)で土だけを粉砕しています。)
また、京土は顔料での色の着色は、一切せずその京都産の土が持つ
本来の色に委ねています。
稲荷山黄土、京錆土、本聚楽土、黄聚楽土、黒聚楽土、白聚楽土、
九条土、白土、京浅黄土、中塗り土、深草砂利を取り扱っています。
特に左官業の土壁、三和土、造園業の三和土、池の水止め粘土、
井戸屋さんや電気設備関係の水止め粘土、陶芸家の粘土、
化粧土とあらゆる分野において、弊社の色土は使用されています。
土壁では
弊社の土を使って※塗り壁にすると、(※塗り壁とは・・・伝統的な左官塗壁工法)
さまざまな仕上げや工法、たとえば、稲荷山黄土なら大津磨き仕上げや
京磨き仕上げ、京錆土や聚楽土には水捏ね仕上げ(みずごね)が代表的であり、
室内外問わず使用可能です。また特にや黄聚楽土、聚楽土場合の塗厚や湿気で
本当の土の侘び寂びがでてきます。
土壁は、日本の気候、風土に適しており、一般的には調湿性、蓄熱性、防火性、
防音性、遮光性、空気清浄などに優れていると言われています。
柱と壁のマッチング良く、遮光性があるから目に優しく
また落ち着いた部屋になり、
日本の風土に合った壁に間違いはなく、湿気の吸収や放出を壁自体が
受け持つため 柱や梁の耐久性が上がります。
外壁でも50年以上も手を加えることもなく残っています。
だから本物の土壁は高温多湿の日本の気候風土に適した壁といえます。
そして本物の土壁は、合成樹脂や接着剤が入ってないので
100%リサイクルできるのです。土壁は再利用してまた土壁にもなり、
大地の土にもどる究極のエコ素材なのです。